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クワイン・マクラスキー法 オンライン計算ツール
クワイン・マクラスキー法を使って論理式を簡単化することができる計算機です。
まだ開発中なので機能は少ないですが、今後、いろいろと追加していく予定です。
要望やバグ報告などがあれば、お問い合わせフォームからお知らせください。
使い方
論理式を入力して、計算ボタンを押すだけです。
論理式の書き方
論理式は、それっぽく書けば大体認識できるようになっています。
以下に、すべて同じ論理式を表す、いくつかの例を示します。
例1: ~A * B + C ^ D
例2: A' & B | C ⊕ D
例3: !AB + C ⊻ D
例4: NOT A AND B OR C XOR D
識別できる文字
識別できる文字は以下の通りです。
ANDとして認識される文字
ANDとして認識される文字は以下の通りです。
AND and & && * . × ∧ ⋂ ⋅
これらだけでなく、直接変数同士をつなげてもANDとして認識されます(予約文字を除く)。
例えば、ABと書けば、A * Bとして認識されますが、ANDと入力してもA * N * Dとして認識されません。
ORとして認識される文字
ORとして認識される文字は以下の通りです。
OR or | || + ∨ ⋃
NOTとして認識される文字
NOTとして認識される文字は以下の通りです。
(前方)NOT not ¬ ~ ! - (後方)'
XORとして認識される文字
XORとして認識される文字は以下の通りです。
XOR xor ⊕ ⊻ ^
そもそもクワイン・マクラスキー法とは
クワイン・マクラスキー法は、論理式を簡単化するための手法です。
論理式の簡単化は、カルノー図を使った方法が有名ですが、クワイン・マクラスキー法は、コンピュータでの計算に向いています。
クワイン・マクラスキー法では、入力として、積和形(加法標準形)の論理式を受け取ります。
それをなんやかんや(Wiki)すると、essential prime implicant(必須項)と、essentialではないprime implicantが求まります。
必須項は、最終的な結果に必ず含まれていなければならない項で、それ以外の項は、ペトリック法によって、必要な項の組み合わせを求めます。
とはいえ、ここの実装は難しくなく、essentialでないprime implicantを和積形にして、それを分配法則で積和形に変換した後、変数が最も少ないものを選ぶだけです。
そうして得られたものを、必須項と組み合わせて、最終的な結果を(場合により複数)求めます。
このツールのTODO
このツールはまだ開発中です。
TODOリストは以下の通りです。
- ・Don't careを扱えるようにする
- ・さまざまな形式でコピーできるようにする