純正律と平均律の聴き比べツール
純正律と12平均律の音程・和音をブラウザ上で聴き比べるツールです。 純正比率と12平均律のセント差、各音の周波数を耳と数値の両方で確認できます。
比較表
| 音 | 純正比率 | 純正律 | 平均律 | 差分 | 純正律Hz | 平均律Hz |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Root | 4/4 | 0.000 cents | 0.000 cents | 0.000 cents | 261.626 Hz | 261.626 Hz |
| M3 | 5/4 | 386.314 cents | 400.000 cents | -13.686 cents | 327.032 Hz | 329.628 Hz |
| P5 | 6/4 | 701.955 cents | 700.000 cents | +1.955 cents | 392.439 Hz | 391.996 Hz |
カノンの主旋律とコード
カノンの主旋律に、D / A / Bm / F#m / G / D / G / A / D のコードを重ねて再生します。 Dを基準にした純正律と12平均律を切り替えて、フレーズ全体の響きを比較できます。
スマホやノートPCのスピーカーでは、うなりや倍音の違いが分かりにくいことがあります。 できればヘッドホンや外部スピーカーで聴いてください。
要望やバグ報告はお問い合わせフォームからどうぞ。
使い方
プリセットを選び、「純正律で再生」「平均律で再生」「交互に再生」のボタンで聴き比べます。 このページでは、一般的な12平均律を「平均律」として扱います。
最初は、長三度 5/4 や長三和音 4:5:6 を試すのがおすすめです。 12平均律の長三度は400 cents、純正長三度は約386.314 centsなので、響きの差を比較しやすくなります。
カノンの主旋律とコードでは、短い和音進行と旋律をまとめて再生できます。 単音程や和音だけでは分かりにくい場合は、フレーズ全体で純正律と平均律の違いを聴いてみてください。
純正律とは
純正律は、音程を 3/2、5/4、6/5 のような単純な整数比で考える調律です。 倍音の関係がそろいやすいため、特定の基準音やドローンの上では、和音が澄んで聴こえやすくなります。
一方で、すべての調へ自由に転調するには扱いが難しくなります。 このツールでは、基準音を固定して、純正律の音程が12平均律とどのくらい違うかを聴き比べます。
平均律とは
12平均律では、1オクターブを12個の等しい半音に分けます。 どの調にも移調しやすく、ピアノや多くの電子楽器で標準的に使われています。
ただし、長三度や短三度などの一部の音程は、純正律の単純な整数比とは少しずれます。 たとえば純正長三度 5/4 は約386.314 centsですが、12平均律の長三度は400 centsです。
聴き比べのポイント
完全五度 3/2 と12平均律の五度の差は約1.955 centsと小さいため、慣れていないと分かりにくい場合があります。 まずは長三度や長三和音で、純正律と平均律の響きの違いを確認してみてください。
さらに違いをはっきり聴きたい場合は、自然七度 7/4 を試してください。 12平均律の短七度とは約31.174 cents異なるため、かなり違った響きに感じられます。
関連ツール
音程のセント値や周波数比を詳しく計算したい場合は、セント・周波数比 変換ツールを使えます。 純正律の比率が12EDO・31EDO・41EDO・53EDOでどのくらい近似されるかも確認できます。
よくある質問
純正律の方が平均律より正しいのですか?
どちらが正しいというより、目的が違います。 純正律は特定の基準音や和音で倍音関係がそろいやすく、平均律は移調や転調のしやすさに優れています。
ヘッドホンは必要ですか?
必須ではありませんが、ヘッドホンや外部スピーカーの方が差を確認しやすくなります。 とくにorgan音色では、倍音の揃い方やうなりの違いが分かりやすくなります。
